自主臨床研究
2016.3.29
透析性腰椎症に対する除圧固定術後隣接椎間障害の頻度と病態ついて
研究課題詳細
実施期間 | 〜2016年10月31日 |
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研究概要 | 透析患者は日本で年々増加しており透析性脊椎症は長期透析患者特有の合併症です。 透析性腰椎症は、椎間板や椎体終板にアミロイドが沈着しすべりや後弯などの不安定症を生じる病態です。日常生活に高度の支障をきたすと手術が必要で除圧に固定術を併用する症例が多いです. 脊椎固定術を行うと隣接の非固定椎間にも自然経過より早期に変性が出現します。 透析患者では固定した隣接椎間にもアミロイドーシスがあるため変性疾患より早期に隣接椎間障害(adjacent segment disease: ASD)を発症することが危惧されます。目的は透析性腰椎症に対して除圧固定術を行った患者の術後成績及びASDの頻度とメカニズムを調査することです。 |
対象となる患者さん | 対象は、当院で行った1999年から2013年の期間に当院で透析性腰椎症の診断にて腰椎除圧固定術を行った30症例です。 |
プライバシーの保護 | 「連結可能匿名化」を行い、個人情報を保護します。 |
研究への参加を拒否する場合 | 担当医もしくは事務局にお申し出下さい。 |
責任者担当者・連絡先 | 兵庫医科大学整形外科 担当者:圓尾 圭史 〒663-8501 兵庫県西宮市武庫川町1-1 兵庫医科大学整形外科学教室 電話番号:0798-45-6452 |